なぜ?小泉進次郎環境相が河野太郎防衛相を支持する理由 | はらさわ-お役立ち通信

なぜ?小泉進次郎環境相が河野太郎防衛相を支持する理由

小泉進次郎環境大臣(以下敬称略)は自身の総裁選出馬を否定し、河野太郎防衛大臣(以下敬称略)支持を表明しました。

推薦人になることも検討していると言われています。

しかし、ここで1つ疑問があります。

自由民主党には派閥、グループ、無派閥を合わせて10の集団が存在しますが、小泉進次郎氏は無派閥です。

一方、河野太郎氏は麻生派です。

確かに再生可能エネルギーの普及など防衛省と環境省は協力関係にありますが、根本的な支持理由はそれではありません。

なぜ無派閥である小泉進次郎氏は麻生派の河野太郎氏を支持するのでしょうか?

この記事ではその理由について解説します。

総裁選!小泉進次郎が河野太郎を支持表明

まずは、2020年8月30日、総裁選について尋ねられた小泉進次郎氏の意見をご覧ください。

「河野さんが出るというのであれば、河野さんを応援したいと思っています。今後、日本にとって必要な、省庁の垣根を越えなければ、また霞が関、永田町の様々な難しい壁を越えなければできない改革も、一緒に取り組んでいくことで突破できる可能性を感じます」

はっきりと、河野さんを応援したいと述べていますね。

そして、ここで注目してほしいことがあります。

以下の部分をよく覚えておいてください。

「今後、日本にとって必要な、省庁の垣根を超えなければ、また霞が関、永田町の様々な難しい壁を乗り越えなければできない改革も、一緒に取り組んでいくことで突破できる可能性を感じます」

小泉進次郎が河野太郎を支持する理由

  • 国会・行政改革への積極姿勢
  • 共に神奈川県選出
  • 政治家一家の世襲エリート

国会・行政改革に積極的な姿勢だから

河野太郎氏の公式サイトをご覧頂くとわかりますが、政治改革(国会改革)と行政改革について積極的な姿勢を取っています。

もう一度先程の小泉進次郎氏が述べた部分を見て下さい。

「今後、日本にとって必要な、省庁の垣根を超えなければ、また霞が関、永田町の様々な難しい壁を乗り越えなければできない改革も、一緒に取り組んでいくことで突破できる可能性を感じます」

霞が関、永田町の様々な難しい壁という部分ですが、これは

霞が関=官僚機構

 

永田町=国会

を示しています。

つまり、小泉進次郎氏自身も霞が関(官僚機構)・永田町(国会)を改革したい思いがあり、河野太郎氏の主張・政策に共感しているからです。

河野太郎の政治(国会)改革と行政改革への主張・政策

政治(国会)改革

河野太郎氏は超党派国会改革勉強会に所属しています。

2011年に開かれた超党派国会改革勉強会には自民党だけでなく当時の民主党、公明党、みんなの党の有志議員で国会の在り方について議論した報告があります。

品位ある国会として審議における暴言やヤジの一掃や毎週の党首討論の開催など国権の最高機関である国会改革に取り組んでいます。

行政改革

行政改革については2011年当時、財務省による復興予算の流用について厳しく追及しています。

具体的には、本来被災地のために使用するための“復興予算”が全国の税務署の耐震改修工事費として使われていた事実です。

東日本大震災が起こった当時は民主党政権でしたが、復興予算という名目の元に震災とは全く関係ない事業へ多額の予算が使われました。

河野太郎氏は自身の公式サイトにて財務省に対して以下のように述べています。

増税による復興予算なのだから、支出は被災地の復興に効果的な予算を明朗に支出すべきであり、財務省はその先頭に立っているべきだが、その財務省が復興予算を自らどがちゃがしていては、他省庁に示しがつかない。

小泉進次郎氏も河野氏への支持表明の中で“霞が関改革”と濁していますが、財務省をはじめとした大胆な改革を望んでいると思われます。

共に神奈川県選出

小泉進次郎氏が河野太郎氏を支持する理由として、共に神奈川県選出の議員であることも関係しているでしょう。

小泉進次郎氏は自身の横須賀市を中心とした神奈川県第11区、

一方、河野太郎氏は平塚市、茅ケ崎市など神奈川県第15区で神奈川県の中でも近い地域同士を地盤としています。

“同郷愛”とでも言えるのではないでしょうか。

政治家一家の世襲エリート

小泉進次郎氏も河野太郎氏もどちらも政治家一家の世襲議員です。

小泉進次郎氏の父は言わずもがな小泉純一郎元首相、祖父の小泉純也氏、曾祖父の小泉又次郎氏も政治家です。

一方、河野太郎氏の父は元衆議院議長の河野洋平氏、祖父の河野一郎氏は元副総理とこちらも政治家一家です。

また小泉進次郎氏も河野太郎氏も学生時代にはアメリカに留学しており、どちらも英語は堪能です。

小泉進次郎氏・・・コロンビア大学大学院留学

 

河野太郎氏・・・ワシントンD.Cジョージタウン大学など

お二方とも留学後もアメリカ合衆国にて研究員、インターン生等政治に関わっています。

このように似た境遇で育ったことも小泉進次郎氏が河野太郎氏に共感している理由の1つではないでしょうか。

まとめ

なぜ無派閥の小泉進次郎環境相が麻生派の河野太郎防衛相の支持表明をしたのか?おわかりいただけたでしょうか。

今回、小泉進次郎氏が支持をしたことに当の河野太郎氏は以下のように述べています。

「進次郎さんも総裁候補たり得る1人だと思いますんで、そういう方からそうおっしゃっていただけるのは非常にありがたいと思っております」

自民党の緊急役員会合では総裁選の時期や形式に関しては二階俊博幹事長に一任されており、両院議員総会にて国会議員と都道府県連代表による投票だけで総裁を選出する方向で調整に入っていると言われています。

菅義偉官房長官を推す声が高まっている中、果たして小泉進次郎氏が河野太郎氏を支持表明したことは、総裁選にどのような影響をもたらすのか?

今から11年前、小泉進次郎氏は河野太郎氏が平成21年の総裁選に出馬した際に支持しています。

たとえ、今回もさしたる影響がないとしても、集票力のある小泉進次郎氏に支持表明されたことは河野太郎氏にとっても将来的に大きな意味を持つことになるでしょう。

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