Yahoo!ニュース欄に「レタス993円 野菜の高騰続く」という驚くべきタイトルが付けられたせいで、レタス1玉が993円もするのか!と勘違いしている人が続出しています。
こちらをご覧ください
たしかに、このタイトルでは1個当たりの値段だと思いますよね。
しかし、実際には1玉の値段ではありません。
この記事では誤解の理由となぜ、レタスが高騰しているのか?についてまとめています。
目次
高すぎ!レタス1玉993円は間違い!
実際にスーパーマーケットや八百屋さんで買い物をしている人であれば、絶対に勘違いするはずはないのですが、レタス1玉993円で売っているところなど、どこにもありません。
だいたい250円前後なはずです。
https://twitter.com/takutaku100yen/status/1296039830455894016
では993円という数字は何を表しているのか?というと正しくは、レタス1キロ当たりの小売価格の全国平均値が993円です。
レタス1玉の重さは300g程度なのでおよそ3玉分ということですね。
レタス1玉約137円→約250円に値上がり
今年の夏のレタス1キロ当たりの全国平均値が平年比の約2.4倍で993円。
つまり、平年は993÷2.4=413円/キロ当たり
レタス1玉300g程度なので、平年は1玉413÷3=137円
レタス1玉137円くらいという計算です。
なぜレタスが高いのか?
この夏レタスの値段が高い理由は以下です。
- 梅雨の長雨
- 日照不足
- 猛暑
レタスの国内出荷量の40%を占めているのは長野県です。
レタスは冷涼な気候を好み、暑さに弱い野菜です。
ただ、レタスに限らずどんな野菜も長雨や日照不足では十分な生育はできません。
特に今年の梅雨は長く、7月は晴天の日が1日程度しかありませんでした。
また8月の猛暑により生育が停滞し、7月~8月の収穫量が減ったため、値段が高騰しています。
まとめ
レタスはロールキャベツやサラダなど、洋食に欠かせない野菜ですが、一般の家庭でも付け合わせなど多く利用すると思います。
レタスの変わりになる野菜が少なく、またキャベツやキュウリ、ナスなど野菜が全般的に高騰しているため、ちょっと買うのを控えてしまっている主婦の方も多いです。
さすがにレタス1玉993円もしたら大変なことですが、早く平年並みの価格に戻ることを期待したいですね。
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