2020年8月28日(金)首相官邸で行われた安倍首相の辞任会見にて共同通信の記者が
「会見でいつも使われているプロンプターを使用されていないですけども、これはどういったお気持ちでこういう形で会見されたのでしょうか?」
というプロンプターの使用に関するちょっと面白い質問をしていました。
共同通信「いつも使ってるプロンターをなぜ今日は使ってない!」
安倍総理「プロンプターは世界で色んな指導者がよく使われているもので私も使ってまいりましたが、今日はギリギリまで原稿が決まっていなかったこともあり使ってない」耳を疑う質問をする共同通信の記者。
時間の無駄 pic.twitter.com/0fruuCqC5w— Dappi (@dappi2019) August 28, 2020
ネット上では「どうでもいい質問するな」など批判的な声が多いですが、せっかくなのでこの記事ではいまさらですが、プロンプターの疑問について色々調べてみました。
もし、自分が何かの機会で演説をしなければならないとき、売っているとしたら市販品はいくらくらいするのか?についてまとめました。
あなたがプロンプターを使う状況になったときの参考にして下さい。
目次
プロンプターの種類
実は「プロンプター」といっても3つの種類があります。
- スピーチプロンプター
- テレプロンプター
- カメラプロンプター
まず1つめが最も一般的な種類であるスピーチプロンプターです。
安倍首相などが使用しており、世界各国のリーダーが演説で使用しています。
共同通信・ヨシウラ記者「今日プロンプターを使ってない理由は?」
本当にアホか。この記者会見でよくこんな糞質問できるよな。時間の無駄遣いにもほどがある。
安倍総理も言ってるが世界中の指導者が使ってるんだよ。勉強不足もいい加減しろ。 pic.twitter.com/7pzPIkViwK— 水月 (@sui72381132) August 28, 2020
2つめのテレプロンプターとはステージ上の演者が歌詞やセリフを確認するために使用するもので、“カンペ”と呼ばれるもののデジタル版になります。
3つめのカメラプロンプターとはニュースキャスター用のデジタルなカンペで、カメラのレンズの前にハーフミラーを取り付けて原稿が映し出されるしくみです。
よく、カメラ目線でニュース原稿を読んでいるキャスターがいますが、暗記されている場合とこのカメラプロンプターを使用しているケースがあります。
市販のプロンプターはいくらするの?
Amazonで“プロンプター”と検索すると多くが3番目のカメラプロンプター(テレプロンプター)が市販品として販売されています。
安いものだと1万円以内~高価な商品だと100万円を超えています。
そして、いわゆる安倍首相などが使用していた一般的な演説用のプロンプターは楽天市場で見ると、演説台に設置する卓上タイプは30万円~床置型は80万円ほどしています。
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予想はしていましたが、プロンプターはめちゃくちゃ高価な商品であることがわりますね。
Amazonや楽天にて市販のプロンプターを購入できるということは、誰でも使えるということです。
ただ、プライベートで演説をする人はほとんどいないでしょうし、会社などの組織が備品として購入するにしても高すぎます。
学校の校長先生の挨拶などには最適だと思いますが、、、
まとめ
プロンプターという言葉は知っていても、実際に見たり使ったりしたことがある人はごく少数だと思います。
会議やプレゼンテーションなど発表する機会はあるかもしれませんが、プロンプターを使用して演説する機会はほぼないでしょう。
スピーチコンテストなどは基本的に暗記が原則ですから、私たち一般人がプロンプターを使うことは一生ないと思います。
しかし、カメラプロンプター(テレプロンプター)はYouTuberなどカメラ目線で発信する仕事をしている人は使用しています。
あれ、暗記してるわけではないんですね!
カメラプロンプターに関しては安価なものから種類も豊富なので、興味のある方はご覧ください。