月曜~金曜までTBS系列で放送されている「ひるおび」ですが、
「また天気の話題のなの?」
「長いなぁ~30分以上やってるよ」
など、天気と野球とゴルフの話題に関しては、異常に長い時間取り上げがちです。
そこで、なぜひるおびは天気ばかりやるのか?お天気コーナーが長い3つの理由をまとめました。
ひるおびのお天気コーナーが長い理由
- リアルタイムで万人が共感できる
- 話を広げられる
- 気象予報士森さんと恵俊彰の掛け合い
リアルタイムで万人が共感できる
時候の挨拶というものがあるように、天気の話題はリアルタイムで万人が共感できます。
「朝、雨が降っていた」
「今日は37℃を超える猛暑日だ」
「来週末は台風がくるかもしれない」
など、日本全国住む場所は違っても、天気を気にしない人はいません。
そのため、視聴者の誰もが知りたい内容であること、また共感しやすく役に立つことから放送が長くなると考えられます。
話を広げられる
見ず知らずの人と2人きりになってしまったとき、「今日はいい天気ですね~」と自分から声をかけたり、また相手からかけられたことはないでしょうか。
天気の話題は、もっとも当たり障りのない話題の1つです。
例えば、見ず知らずの人にいきなり「お名前は?」とか「趣味はなんですか?」なんて聞かれたら、ちょっと引いてしまいますよね。
しかし、天気の話題であれば相手の嫌な印象を与えることもなく、また「そうですね~」など返答してくれる可能性が高いです。
つまり、天気の話題は話のきっかけになり、そこからどんどん話を広げることができます。
実際に、スタジオでも天気の話題から、熱中症や防災、交通機関の情報、衣替えのタイミングや快眠についてなど、会話が発展することがあります。
気象予報士森さんと恵俊彰の掛け合い
ひるおびの天気コーナーを担当しているのは気象予報士の森朗(もりあきら)さんです。
模型を使いながらの解説やお天気クイズなど、ただのお天気コーナーを“番組名物企画”にした人です。
ひるおび名物といっても良いのが森さんと司会者の恵俊彰さんの掛け合いです。
森さんの天気予報が外れることがあり、それに対して恵さんがツッコミを入れる。
森さんがタジタジになる様子に笑いが起きるのが定番の流れです。
視聴者の中にはこの掛け合いが「長い!」「しつこい!」とみる人もいますが、お天気で笑いが起きるのはこの番組ならではないでしょうか。
まとめ
ひるおびは天気ばかり!?長いコーナーになる3つの理由について紹介しました。
お天気コーナーで尺を取るのは「ひるおび」とその後の時間帯に放送されている「ゴゴスマ」くらいです。
もちろん、豪雨災害などは報道として伝えなければいけないことであり、必要なことです。
ただ平時の「ひるおび」のお天気コーナーでは、森さんと恵俊彰さんの掛け合いが1つのエンタメとして成立しています。
天気の話題は当たり障りのない話題の1つでありながら、話を無限に広げるためのきっかけとしては最高のネタ。
長い番組の時間を天気の話題で消化できるのは、制作側にとっても効率的です。
野球やゴルフ、将棋のように興味のある人しかついていけない話題を1週間やるよりは、万人受けする長いお天気コーナーの方がありがたいかもしれませんね。