加藤浩次はなぜ人気司会者に?今日もスッキリに出続けられる理由

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毎日見ない日はないほどテレビ等メディアに出演している、極楽とんぼの加藤浩次さん。

視聴者の中にはけっして万人受けしない狂犬的なイメージを持つ加藤浩次さんに対して、なぜ?人気があるのか気になっている人も多いのではないでしょうか?

実際、加藤浩次さんが務めるTBS系「この差って何ですか?」に出演したお笑いコンビ、ミキの兄昴生が「なぜこの人が忙しいのか分からない」と加藤浩次さんの人気ぶりにツッコミを入れていました。

そこで加藤浩次さんが人気の理由について分析してみました。

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目次
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司会者の実績が複数回・長期間あるから

結論からいうと、司会者としての実績が様々な番組であり、またどの番組も長期間に渡って受け持っているからです。

以下は加藤浩次さんの司会者として担当しているレギュラー番組一覧です。

加藤浩次の司会者レギュラー番組一覧

番組名 時期 テレビ局
スーパーサッカー 2001年10月7日~ TBS
がっちりマンデー 2004年4月4日~ TBS
スッキリ 2006年4月3日~ 日本テレビ
この差って何ですか? 2015年4月12日~ TBS
人生最高レストラン 2019年12月28日~ TBS

スーパーサッカーにおいては19年間、がっちりマンデーは16年間、スッキリも14年間と10年以上司会者として担当している番組が3つもあります。

テレビには長寿番組というものがあります。

例えば日曜朝に放送されている報道番組TBS系「サンデーモーニング」は関口宏さんが1987年から2020年時点で33年も続けています。

またお昼の情報番組TBS系「ひるおび!」は恵俊彰さんが2009年から2020年現在で11年間も続けています。

どちらも一人の司会者が続ける番組としては長いのですが、関口宏さんも恵俊彰さんもそれぞれ1番組だけです。

つまり、司会者として10年以上続く番組を3つも持っている加藤浩次さんがどれだけ凄いことか、お分かりなるのではないでしょうか?

番組制作側からすると使いやすい

芸能界には多くの多彩な才能をもつ芸能人の方がいらっしゃいますが、誰でも出来ないのが司会のスキルです。

司会者は番組の進行役で、台本に沿って他の出演者に話を振りながら進めて行くわけですが、ドラマのように一言一句話す内容が決まっているわけではありません。

特に情報番組や報道番組では出演者同士の話が交差したり、一人が話す時間が長くなったりすることがあります。

番組全体としては色々な出演者に話を振らなければなりませんし、生放送の場合は時間内に収めなければならず、全体を進行させのはとても難しいです。

このような司会者スキルは誰でも持っている能力ではなく、場数を踏んで経験が多い人方が番組としては使いやすいです。

司会の仕事が新たな司会の仕事に繋がるのはそのためです。

加藤浩次を人気司会者につなげた番組

  • スーパーサッカー
  • がっちりマンデー
  • スッキリ!!

スーパーサッカー

加藤浩次さんが人気司会者として活躍するきっかけになった最初の番組はTBS系「スーパーサッカー」です。

なぜサッカー番組のMCとして抜擢されたのか?といえば自身が小学校3年生から高校3年生までサッカー部に所属しており、サッカー愛好家だからです。

今でこそサッカー好きな芸能人がスポーツ番組のMCを務めることが多いですが、基本的には局のスポーツ担当アナウンサーが司会を務めているのが一般的です。

進行がアナウンサーでゲストとして元サッカー選手が出演しているケースもありますね。

しかし、加藤浩次さんが「スーパーサッカー」のMCを務めたことで、その後日本テレビ系ではFIFAクラブワールドカップジャパンのメインキャスターとして手越祐也さんを起用したり、TBS系では村上信五さんが務めるなど、サッカーに詳しい芸能人が司会を務める番組が増えました。

がっちりマンデー!!

毎週日曜日の朝7:30分~8:00まで放送されているTBS系「がっちりマンデー!!」は世の中の儲かっている会社を取材して、どういう仕組みで儲けているのか?どんな市場が成長しているのか?など経済やお金について解説する番組です。

加藤浩次さんの他に進藤晶子アナウンサーや経済の専門家である森永卓郎さんが出演しており、2004年から続いています。

実はこの番組、企業の社長さんが多く出演することから経済界の人を始め、多くのビジネスマンが視聴しています。

そのため、この番組の司会者を務めたことで加藤浩次さんの顔も中高年の男性層にも広く知られるようになったきっかけの1つです。

スッキリ!!

そして、加藤浩次さんが“朝の顔”として日本中に広く知られるようになり、今日の人気司会者としての地位を築いたのは日本テレビ系「スッキリ!!」です。

2006年からスタートし、当初は加藤浩次さんとテリー伊藤さんのダブル司会者でした。

当時はどちらかというとテリー伊藤さんの方が主のイメージで、加藤さんはサブ的な印象でした。

しかし、テリー伊藤さんが2015年で降板した頃にはメインMCとして実力を付けられており、上重聡アナウンサーの不祥事もカバーしつつ、今日のサブ司会者であるハリセンボン近藤春菜さんと共に、スッキリの顔として定着しました。

以後、世間のイメージもお笑い芸人コンビ極楽とんぼの加藤浩次にプラスして人気司会者として認知されるようになりました。

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白羽の矢が立った「人生最高レストラン」司会者

1994年から2016年まで堺雅人さんが22年間務めていた「新チューボーですよ!」の後継番組2017年1月スタートした「人生最高レストラン」は当初、チュートリアルの徳井義実さんがMCを務めていました。

しかし、徳井さんの脱税問題の発覚により降板が決まり、後釜として白羽の矢が立たったのがTBS系で多くの番組で司会者をしている加藤浩次さんです。

この番組は毎週違うゲストを迎え、その人の思い出の食事(レストラン)について出演者を交えながら紹介するトークバラエティです。

実際に番組を見るとわかりますが、加藤さんが直接ゲストに話を振り、笑いと共に進行するスタイルです。

いかにゲストのエピソードを引き出し、面白い部分を取り上げるかはMC次第のところだと思いますが、毎週観ている私の記憶では盛り上がらなかった回は一度もありません。

加藤浩次の司会者としての資質

加藤浩次さんが司会者として評価を受けているのは司会者としての資質があるからだと思います。

では加藤さんの司会者としての資質について考えてみました。

タフである

まず、言えることはタフですね。とてもパワフルに働かれている印象があります。

「スッキリ!!」は平日月曜~金曜まで毎日平日8:00~10:25まで2時間30分近く生放送をされています。

スタジオ入りは6時くらいだそうですが、そうすると起床は4時、5時になるのでしょう。

私が加藤浩次さんがタフだな~と思うのは毎週日曜日(月曜日)深夜0:50~1:20まで生放送ののち、8:00~は「スッキリ!!」に出られている点です。

「スーパーサッカーは」一時期、事前収録されていた時期もあったのですが、現在は生放送、番組が終了してからわずか数時間後に生放送に出演しているのは加藤浩次さんだけです。

やはりこれを何年も毎週続けるのはめちゃくちゃ大変ですし、50歳を超えてルーティーンにされているのは基礎体力があるんだと思います。

トイレにあまりいかない

これは以前、番組で加藤さん自身がおっしゃっていたのですが、トイレにあまり行かないそうです。

なるほど生放送番組を長く続けられるのは、そういった体の特徴があるからなんだなあと思いました。

収録であったり、レギュラー出演者であれば途中トイレに抜けられそうですが、生放送でメインMCだとなかなか難しいですよね。

以前、スッキリの生放送中にハリセンボンの近藤春菜さんが体調不良により、退席されたことがありましたが加藤浩次さんに関してはそのようなことがありません。

自分の意見もはっきり言う

一般的に司会者というのは、ゲスト陣に話を振りながらまとめて進行する役目のため、あまり自分の意見を主張しません。

例えば「サンデーモーニング」の関口宏さんなどは、ゲストコメンテーターに話を振るのが中心で自身は簡単な感想程度のコメントしかされません。

これに対して、「スッキリ!!」などを見ているとわかりますが、加藤浩次さんは司会者でありながらヤフーニュースに取り上げられるほど自己主張をはっきりされます。

例えばこれ

安倍首相の辞任によって行われる自民党総裁選で、政策論争のないまま菅官房長官が多くの派閥から指示される“派閥の論理”に対し「気持ち悪い」と述べた件。

「なんか気持ち悪いなあって思っていて、なんなんだろうこの感覚って思ったのは、やはり“僕が次の総理大臣を目指します”っていう方が立候補した上で、その後に政策などをちゃんと聞いて派閥が動くんだったらまだ納得できる」

「多くの派閥が菅さんの支持になっている。当然、菅さんの人柄もあると思います。それがいいというのかも知れないけど、そこで見え隠れするのは、派閥という論理でこの後の組閣などを考えて、自分の所の派閥から大臣などを出したいという思惑もこの動きで見えてしまう」

「順番として政策を聞いた上で、うちの派閥はこういう政策がいいと思うと、派閥が政策集団とするならば、そこで初めて派閥が動くというのは納得できるけど、これ立候補を表明する前に派閥が動いて固まってっていうのが気持ち悪い」

ときに賛否両論分かれる発言をされることもありますが、無難に流さず自分の意見をハッキリと主張する姿勢が好まれているんだと思います。

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笑いも取れる

司会者でかつ笑いが取れるのは大きいです。

やはりそれは芸人さんだからであって、TBS系「ひるおび!」でお笑い芸人ホンジャマカの恵俊彰さんが11年にわたって司会者をされているのと共通しています。

やはり情報番組といっても単に事実を伝えるだけでは視聴者は飽きてしまいます。

やはり、見ている側の興味を引くには出演しているゲストコメンテーターの意見を取り上げて、真面目なだけではなく取り上げるニュースによっては面白おかしくトークを回す力が必要です。

そういった意味で加藤浩次さんの少し荒っぽいキャラクターは最適なんだと思います。

まとめ

なぜ加藤浩次さんが人気司会者として「スッキリ」をはじめ長く務められているのか?について分析してきました。

やはり結婚式など各種イベントにはプロの司会業の方がいらっしゃるように、テレビでの司会進行のスキルは誰でも持っている能力ではありません。

例えば名司会者を挙げて下さいと聞かれたら誰を挙げますか?

  • みのもんたさん
  • 徳光和夫さん
  • 安住紳一郎さん
  • 内村光良さん
  • 明石家さんまさん
  • 中居正広さん
  • 恵俊彰さん
  • 加藤浩次さん

など大御所芸人と名アナウンサーくらいしかいません。

若手の俳優さん女優さんなどはいませんよね。

つまり、司会業というのはかなり特殊で貴重なスキルだということです。

そして、毎日、帯番組を持っているのは加藤浩次さんと恵俊彰さんだけです。

さらに10年以上メイン司会者として続けている番組を3本も持っているのは加藤浩次さんだけです。

「加藤浩次はなぜ人気司会者であり、今日もスッキリに出続けられるのか」というこの記事のタイトルの答えがおわかり頂けたと思います。

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