お笑い芸人オジンオズボーンの篠宮暁(しのみやあきら)さんの難しい漢字を楽しく覚えられる暗記方法が今、子供たちの漢字学習に大きく貢献しています。
夕方のニュース番組Nスタでも特集が組まれ「先生」として出演し、どのような過程で編み出したのかなど例題クイズも出しながら楽しい時間を提供して下さいました。
この記事では、なぜ今篠宮暁さんの漢字の覚え方(以下、篠宮式漢字暗記法)が子供に人気があるのか?についてその理由を考察してみました。
[quads id=1]
篠宮式漢字暗記法の代表作
鬱(うつ)
覚え方:きかんきわ きょうワチャワチャワチャワチャ ひみー
漢字「鬱」の覚え方 pic.twitter.com/xScWMw5QjW
— オジンオズボーン篠宮暁 (@shinomiyaakira) October 1, 2019
薔薇(バラ)
覚え方:くさつちじんじんかいくさびいー
篠宮さんのYouTubeチャンネル「ぱのみや」で検索すると、他にも「蝋燭(ろうそく)」や「石鹸(せっけん)」など篠宮さんが考案した楽しく覚えられる漢字の覚え方が各動画にて紹介されています。
篠宮式漢字暗記法が子どもに大人気の理由
- リズミカルな音
- ツマラナイこと→楽しいこと
- 苦手なことが得意に変わる喜び
- 家族で楽しめる
- 発想力が鍛えられる
リズミカルな音
まず、篠宮式漢字暗記法が子どもに大人気の理由1つの理由としてリズミカルな音は覚えやすくまた特に子供は好きです。
例えば、トランプ大統領の前でも披露するほど大ブレイクしたピコ太郎さんの「PPAP」です。
正直、大人は何が面白いのかわからない人もいると思いますが、覚えやすくフレーズがカンタンなため耳に残ります。
さらに動きも簡単なので子供でもマネしやすいですよね。
他の例としては小島よしおさんのネタ「そんなの関係ねぇ」も同じフレーズを連呼しダンスも面白いですね。
同じフレーズの例ではヒロシさんの「ヒロシです」や小梅太夫の「チャンチャカチャンチャンチャチャンチャチャンチャン~」の下りも耳に残ります。
他には毎年お正月に見るテツ&トモ「なんでだろう」など、子供からお年寄りまで簡単で覚えやすく語呂の良いリズムは親しまれやすいです。
ツマラナイこと→楽しいこと
皆さんも子供の頃、小学生だったときのことを思い出して欲しいのですが、漢字ドリルって苦痛のなにものでもありませんでしたよね?
もはや機械のように作業をしていました(笑)
つまり、漢字の学習ってそもそもつまらないんです。
つまらないことはたいてい苦手になります。
しかし、篠宮式漢字暗記法によってリズミカルに楽しく覚えることができます。
苦手なことが得意に変わる喜び
漢字学習が楽しいものであると感じられるようになれば、当然得意分野に変わってきます。
篠宮式漢字暗記法によって実際の漢字テストでも点を取ることができるため、苦手なことが得意なことに変わる喜びを子供自身が体験することができます。
何ごともそうですが、0から1のように出来なかったことが出来るようになると子供に限らず人間だれしもうれしいものです。
そして、なにより自信が付きますよね。
[quads id=1]
家族で楽しめる
「東大王」など今でもクイズ番組が人気な理由は、子供からおじいちゃんおばあちゃんまで年齢問わず、一緒に楽しめるからです。
昔、北野武さんが司会をしていたい「平成教育委員会」という長寿番組がありました。
本当の学校のように1時間目から4時間目まで教科別にクイズが出され、勉強になる内容でした。
「漢字」や「歴史」などはゲームなどと違って学校で誰しもが授業を受けたことがある分野です。
そのため、難易度の差はあれど家族で共通する話題にすることが出来るため、篠宮暁さんの漢字の覚え方もお子さんを持つ親御さんやお孫さん世代のかたからお子さん、お孫さんまで一緒に勉強することができます。
発想力が鍛えられる
篠宮式漢字暗記法は実は発想力が鍛えられます。
というのは、音のヒントを聞いて漢字を書く場合、閃き(ひらめき)がないと、正式な漢字に直すことができません。
例えば「ナエナロ」という音を聞いた時に、それぞれ分けられた部分を組み立てていくと何の感じになるかわかりますか?
答えは「左右」です。
左「ナ+エ」右「ナ+ロ」で「ナエナロ」です。
子どもは大人に比べてなぞなぞクイズのような、ひらめきや発想力を必要とする問題が得意です。
そのため、「きかんきわ きょうワチャワチャワチャワチャ ひみー」のようなリズムと音だけのヒントですぐに思い出すことができます。
篠宮式漢字暗記法のたった1つのデメリット
実は篠宮式漢字暗記方法、1つだけデメリットがあります。
書き順はめちゃくちゃである
そう、漢字の書き順に関していうと、めちゃくちゃになっています。
例えば先ほど例に出した「左」と「右」
「左」の一番最初に書く部分は「ー」からです。
「右」の一番最初に書く部分は「ノ」です。
つまり「ナエナロ」で覚える篠宮式漢字暗記法では正しい書き順に関しては覚えることができません。
あくまで漢字が“書ける”こと=点が取れること、楽しく学ぶことを目的にしています!
まとめ
篠宮式漢字暗記法が子どもに大人気の理由は以下です。
- リズミカルな音
- ツマラナイこと→楽しいこと
- 苦手なことが得意に変わる喜び
- 家族で楽しめる
- 発想力が鍛えられる
芸人さんが生み出したことだけあり、子供同士も篠宮さんのマネをしながらテンポよく楽しく覚えられています。
オジンオズボーン篠宮暁の秒で暗記! 漢字ドリルでは様々な難しい漢字を分かりやすく覚えるやり方が紹介されています。
でもAmazonでの口コミを見ると単に漢字学習のためのドリルではなく、子供に勉強のやる気を出させたり自信が持てる効果に満足している保護者の声がたくさんあります。
その中の1つをご紹介します。
秀才を生むのは努力、天才を生むのは楽しさ。
2020年2月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
特撮にめちゃくちゃ詳しくて、少年の心を持つ篠宮さん。
勉強が苦手なうちの子の、「勉強=頑張らなきゃいけないもの」という固定観念を変えるきっかけになるかも!と思い購入しました。何か1つでも「得意」ができたら、勉強に対するイメージや自信も変わるはずだし、どの教科の回答にも関わってくる「漢字」が得意になったら、ねぇ。。。
まず自分が読んでみてビックリ。篠宮さんが意外にも(失礼)いい事を、途中途中のページで語ってくれています。
そして、各ページのQRコードからはTwitterやYouTubeでは一般公開されていない動画も見られて、絵も発音も工夫されていて飽きない。うちの子にはまだ今日見せたばかりですが、早くも漢字というものが彼の頭の中では、
「覚えなきゃいけない面倒なもの」から
「パズルのように完成できてしまう面白いもの」に変わって、まるでゲームを解いているようでした。勉強の努力が苦手な子は秀才になれないかもしれませんが、
楽しさを見つけて没頭できた子は、それがきっかけで小さな天才になるのかも。「自分は、勉強が得意な人でも書けないくらい難しい漢字だって書けるんだ!」
という自信を、楽しみながら子供が持つことができたら、最高ですよね。これは買って良かったです。
かつて、どこかの塾のCMで「やる気スイッチ」という言葉を使っていましたが、子どもの勉強にとってまず大切なのは「意欲」です。勉強しようという意欲が無ければ長続きしません。
しかし、大人だってなかなか継続することが難しいのに子どもなら尚更飽きてしまうことも多々あるでしょう。
そんな子どもの心を把握した篠宮さんの「オジンオズボーン篠宮暁の秒で暗記! 漢字ドリル」ぜひご参考にしてみて下さい。