俳優の横浜流星さんのファン=“流星群(りゅうせいぐん)”であれば、千葉県成田市にある成田山新勝寺とどんな関係があるのかご存知の方も多いと思います。
この記事では俳優の横浜流星さんと成田山新勝寺の関係と、一部ファンの間で有名になっている“紫だるま”と勝ち守りについて紹介しています。
どこで販売しているのか?どこのお店が安いのかなどの情報も合わせてご案内したいと思います。
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横浜流星と成田山新勝寺
写真は大本堂。
横浜流星さんと成田山新勝寺の関係についていうと、1つはご本人のブログやインスタにて毎年初詣に行かれていると紹介されています。
※2021年お正月初詣には行かれていません。
成田山は毎年節分にはテレビのニュースでも放送されるように、多くの芸能人や力士などが訪れる有名な寺院です。
2017年1月2日放送のNHKのブラタモリでも成田山新勝寺が取り上げられています。
また歌舞伎役者の市川海老蔵さんが成田山にいらっしゃるのは、市川家と成田山には江戸時代からの深い絆があるからです。
そしてもう一つの横浜流星さんと成田山との関係性は、2020年10月21日放送フジテレビ系『突然ですが占ってもいいですか?』にて出演された際、
「神社が好き」「成田山が1番強い本山だからそこに呼ばれる」と占い師の方に言い当てられたことがあります。
ブログ等を遡れば誰でも当てられる情報なのですがそこはテレビですからね( ´艸`)
横浜流星さんは「僕、毎年成田山です。すげぇすげえ!」と驚いていました。
成田山新勝寺はスピリチュアル開運パワースポット
さて、成田山新勝寺についてそもそもどんなお寺なのか知らない人も多いと思います。
まず、こちらが入口にあたる総門です。
ここで簡単に成田山新勝寺について紹介すると、成田山新勝寺はスピリチュアル的な開運パワースポットとして知られています。
歴史は939年(天慶2年)、平安時代に起きた平将門の乱を平定するために寛朝大僧正(かんちょうだいそうじょう)によって開山されました。
総門をくぐると仁王門が見えてきます。
さらに仁王門をくぐりぬけると大本堂への階段が続きます。
そして階段を上ると冒頭でも紹介した大本堂が見えてきます。
お祭りされている御本尊は嵯峨天皇の祈願によって真言宗の開祖である弘法大師空海(くうかい)が自ら敬刻開眼(けいこくかいげん)された不動明王です。
少し難しいですが、弘法大師空海が自らひと彫りするたびに3回礼拝をしたほど祈りを込められてできたという意味です。
不動明王とは人々の煩悩と迷いを断ち、全ての人を救ってくれると言われいます。
成田山新勝寺では御護摩(おごま)といってお願いごとの成就祈願をはじめ、健康長寿・病気平癒祈願や厄除等々の祈祷がされています。
詳しくは成田山新勝寺の公式サイトをご確認ください。
紫の“流星だるま”
横浜流星さんの一部ファンの間でも話題になっている成田山の“流星だるま”こと「紫のだるま」があります。
だるまといえば、群馬県高崎市の高崎だるまが有名ですが、そもそも、だまるは何のためにあるのか?ご存知でしょうか。
だるまはインドから中国へ仏教を伝えた達磨大師が元になった縁起物の置物のことで、願い事をするとき最初にだるまの左目(正面向かって右目)に黒目を書き入れます。
そして願いが叶ったら右目(正面向かって左目)に黒目を入れ、年度末や1年の終わりに供養するものです。
成田山の多くのお土産屋さんにもだるまが販売されています。
横浜流星さんが毎年成田山に行かれていることから、聖地巡礼としてファンの方が縁起物のお土産として「紫色のだるま」を購入しており、ネット上に上がっています。
横浜流星さんのまつ毛が長いことから、あえてだるまにもまつ毛を書いている方もいます。
ちなみに“流星だるま”とはファンの間での通称で正式名称ではありません。
お店によって違うかもしれませんが、正式名称は「風水だるま」と言います。
色は紫色の他に黒、緑、青、黄色、ピンクがあります。
紫の“流星だるま”はどこに売ってる?
成田山の参道や境内にはだるまを販売しているお土産屋さんがたくさんあります。
また紫色のだるまといっても多くのサイズがあり、売っている場所を知らないと手に入れるのが大変です。
さらにお土産屋さんによって全く同じ流星だるまでも値段が異なり、少しでも安く買えるお店を探そうとするともっと難しくなります。
そこで、実際に私が見て確実に売っているお店を紹介します。
いなりや
1店舗目は弘恵会田町駐車場の前にある「いなりや」さんです。
店頭の棚にだるまが陳列されているのですぐにわかります。
いなりやさんでは“流星だるま”は250円(税込)で販売されています。(2021年2月現在)
きょうます
2店舗目は総門近くにある、おみやげ処の看板を掲げる「JAPANESE SOUVENIR SHOPきょうます」さんです。
店頭にだるまと漬物を販売しています。店内は広く、他にも多くのお土産がありますが、“流星だるま”はお店入り口の左側にある、たくさんのだまるが陳列してある場所です。
こちらのお店では流星だるまは330円(税込)で販売されています。
境内の店舗群
そして、おそらく最も多くの人が立ち寄るのが新勝寺総門のすぐそば、境内の中にある小さなお土産屋さん群(米屋の羊羹 駿勘)さんの道を挟んで向かいです。
境内にあるお土産屋さんにはだるまを置いているお店が多く、紫の“流星だるま”もあります。
現在はすべてのお店が開店しているわけではないため、開いているお店で探してみてください。
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紫のだるまは長寿や家内安全の意味がある
ちなみに紫色のだるまには「長寿」や「家内安全」の意味があるようです。
実は紫色のだるまには大きさが色々あります。
大きさによって値段が異なり大きくなるほど値段も高くなります。
例えばこちらの紫だるまは最も標準的なサイズ(高さ15㎝×横幅13㎝)で1000円~1500円程度です。
こちらの紫だるまは上記のだるまより一回り小さいサイズ(高さ10㎝×横幅10㎝)で長寿と書かれています。
“流星だるま”はさらに小さく鶏卵サイズ(高さ6.5㎝×横幅5.5㎝)です。
“流星だるま”には「福」という文字が金色で書かれていますが、実は背面には「成田山」の文字も印字されています。
上記で紹介した大きなだるまには背面に「成田山」の文字はありません。
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紫の勝ち守り
お守りには色々な種類があることをご存知でしょうか。
有名なものに不動明王が身代りなって災難から守ってくれる「身代御守」や「交通安全御守」「開運御守」等があります。
そして紹介したいのは勝御守(かちおまもり)です。
勝ち守り、勝御守とは不動明王の不動の御心で自分に勝ち、どんな困難にも打ち勝つという御守です。
で、横浜流星さんのファンであれば彼が紫色が好きなことはご存知だと思います。
そこで見つけたのが「勝ち」と「成田山」が金文字で刺繍された紫の勝ち守り(500円)です。
映画『きみの瞳が問いかけている』では辛い過去を背負ったキックボクサーの役(アントニオ篠崎塁)をされていたことや、芸能界で“勝ち進んで欲しい”というファンの願いもあり、勝ち守りはとても縁起の良いと感じます。
成田山には数多くのお土産店があるため、見つけるのが難しいのですが私が紫の勝ち守り購入したのは、境内にあるこちらのお土産店でした。
成田山新勝寺の行き方
電車で行く方法
京成電鉄 京成成田駅から徒歩10分
JR成田駅より徒歩10分
成田に行く方法は東京駅からならJR、上野駅に出る方が近い人は京成電鉄の方が便利です。
尚、京成電鉄、JR線とも駅はほぼ同じ場所にあり、新勝寺までは長い長い参道を歩いて行かなければなりません。
両サイドお土産屋さんやうなぎ屋さんなど多くのお店がありますので、長い道のりも飽きずに到着できます。
車で行く方法
東関東自動車道成田ICから国道295号線を出て、寺台インターへ向かう。
成田山新勝寺は高速のインターからそこそこ距離があります。
そして成田駅から続く、成田山新勝寺の参道はとても狭いのですが、トラックでも通れる道ですし、有料駐車場もたくさんあるため駐車に困ることはほぼありません。
弘恵会が運営している駐車場は終日800円ほどかかります。
遠方より来る場合は長時間滞在することになると思うので、そちらを利用した方が便利ですが、1時間程度であればコインパーキングを利用した方が断然お得です。
初めての場合、慌てて大きな駐車場に入りがちですが広いタイムズやナビパーク(30分毎/200円 8:00~18:00)など広いコインパーキングもいくつかありますので落ち着いて探してみて下さい。
事前にグーグルマップで成田山新勝寺近辺を調べておくと良いです。
まとめ
この記事では横浜流星さんと成田山の関係性、そして一部ファンの間で流行している“紫だるま”や“勝ち守り”について紹介しました。
横浜流星さんのファンである“流星群(りゅうせいぐん)”の人の多くは紫のグッズを揃えたり、インスタやTwitter、LINEなどのSNSで紫色のハートマークを多用するなど、紫色にこだわっています。
紫色のパッケージのお菓子なども流行っており、改めて超人気芸能人は影響力が大きいことがわかります。
ぜひ成田山に参詣に行かれた際は紫グッズに注目してみてはいかがでしょうか。