TBSドラマ「着飾る恋には理由があって」にて夏川結衣さん演じる早乙女香子の愛犬“こうじ”について、本当の名前や犬種ボーダーコリーについて解説します。
こうじのイントネーションは「麹」と同じですよ。
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こうじと駿(横浜流星)の散歩コース
第1話でこうじと藤野駿(横浜流星)のお散歩コースが分かりました。
とはいってもこれはロケ地に当てはめたもの。
まず、藤野駿や真柴くるみなど皆が住んでいるシェアハウス、設定では表参道になっていますが、実際のロケ地は北参道駅から徒歩5分ほどある物件です。(外観のみ使用室内はスタジオセット)
後半でまた説明しますがバルコニーシーンは実際に表参道にある結婚式場をロケ地として使用しています。
さて、お散歩コースに話を戻します。
第1話にて夜、駿がくるみを引き寄せたシーンは外苑前駅、伊藤忠商事本社前の歩道です。
第1話のラストシーン、朝、駿とこうじが散歩をし、くるみとすれ違うシーンは表参道にあるカワイピアノ表参道です。
ココ↓
https://twitter.com/kikazarukoi_tbs/status/1382113880344719362いずれも歩けない距離ではありますが、犬のお散歩コースだと結構ハード(笑)
1時間半~2時間コースになるのではないでしょうか。
駿のお店FUJIBALはきまぐれ営業ですから可能なのかもしれませんね。
ただですね、シェアハウスの外観ロケ地は上地図で紹介した通り北参道駅近辺のマンションなのですが、
バルコニーのシーンはドラマの設定と同じ表参道にあるIWAI OMOTESANDO(東京都渋谷区神宮前5-6-15)という結婚式場が使われています。
第6話のブランケットバックハグ、真柴くるみの口封じの術のシーンなど。
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そうすると、シェアハウスは駿が散歩をしていたカワイピアノ前や、香子さんとくるみが歩いてるシーンで映る表参道ヒルズや同潤会アパート前など↓
https://twitter.com/kikazarukoi_tbs/status/1396959048776355842地理的にも劇中の設定どおりの場所でロケが行われていることがわかります。
つまり、意外とお散歩コースも現実的な距離だということです。
ちなみに川口春奈さん演じる真柴くるみの会社(エル・アルコ・イリス)のオフィスは、実践女子大学の隣にあります。
詳しくは着飾る恋には理由があって|会社のロケ地「エル・アルコ・イリス(el Arco Iris)をご覧ください。
こうじ役の犬の名前は葉菜(リィーナ)
こうじ役のタレント犬の名前は葉菜(リィーナ)さんといいます。
動物プロダクションのアニマルプロ所属にしている、いわゆる“タレント犬”です。
飼い主さんのツイッター情報によると、2011年1月29日生まれの女の子(2021年時点現在10才)。写真右側の子です。
https://twitter.com/TinaLeana29/status/1020562337961410560犬種はボーダーコリー
ボーダーコリーは全犬種の中で最も頭の良い犬と言われるほど、とても賢い犬として知られています。
こちらの飼い主さんのコメントには5分でおすわりを覚えたと書かれています。
カラーはブルーマールでしょうか。とても珍しいですね。
まだ3日目ですが、初めてボーダーを飼って驚いたこと。
5分でお座りを覚えたこと(・_・)
さすが最も賢い犬種と言われてるだけありますね(´- `*)
負けないように頑張らなければ。。笑 pic.twitter.com/OtN3w54kHf— ボーダーコリー シーニー (@Bordercollie_l) March 5, 2021
ボーダーコリーの元々の仕事は、シェトランドシープドッグやオールドイングリッシュシープドッグなどと同様の牧羊犬で、主に羊を誘導する役割を持っています。
犬好きの人がボーダーコリーと聞いて思い浮かぶのは“アジリティードッグ”です。
アジリティードッグとは障害物競走のために訓練されている犬のことで、世界各地で競技会が行われています。
動画に出ているのがまさにボーダーコリー。
似たようなものに人間がフリスビーを投げて犬がキャッチする競技のディスクドッグやフライボールなどがありますが、いずれの競技会でも多く見られる犬種がボーダーコリーです。
犬を飼っているとわかるのですが、犬は言葉がわからないため、しつけはまず行動を教えることから始めます。
犬は言葉はわからなくても、音や人間の動作を見てどう行動すればいいのか?はわかります。
例えば「おすわり」という音が聞こえたときに、座ればエサがもらえるという一連の流れは学習できます。
で、犬種や個々の性格によって理解度が異なります。
例えばヨークシャーテリアをはじめとするテリア種は自分で判断する頑固さを持っているため、人間の指示を素直に聞きません。
そのため何回も根気よく訓練して覚えされる必要があります。
一方、ボーダーコリーやトイプードルなど賢いと言われている犬種は、人に仕える仕事をしてきた歴史があるため、人の言うことを聞き入れやすいです。
なので、たくさんのことを覚えてなくてはいけないドッグアジリティやドラマ撮影など、難しい状況にも対応できるんです。
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毛色の基本はブラック&ホワイト
ボーダーコリーといえば、先ほどの動画に出ていたブラック&ホワイトの毛色が一般的です。
犬の毛色というのはFCI(国際畜犬連盟)やJKC(ジャパンケネルクラブ)の犬種標準=“スタンダード”と呼ばれる犬種それぞれの理想形によって定められています。
ボーダーコリーの毛色については許容範囲が広く、ブラック&ホワイトの他、レッド、チョコレート、ブルー、ブルーマール、セーブルなどがあります。
また毛質に関しても下毛と上毛の2層になっている長毛の“ダブルコート”が基本ですが、スムースタイプと呼ばれる短毛もいます。
葉菜(リィーナ)さんのレッド&ホワイトは珍しい
「着飾る恋には理由があって」に出演する葉菜(リィーナ)さんの毛色はレッド&ホワイトです。
私自身、少し犬種には詳しい方ですが、今までレッド&ホワイトのボーダーコリーに出会ったことはありません。
おそらく愛犬家の多くは、葉菜さんの写真を見たときにボーダーコリーぽいなぁとは思うかもしれませんが、ブラック&ホワイトのカラーがほとんどなので、飼い主さんに聞くまでは特定できないと思います。
それほどボーダーコリーのレッド&ホワイトのカラーは希少です。
まとめ
この記事では「着飾る恋には理由があって」に出演するこうじ役のタレント犬、葉菜(リィーナ)さんと犬種について紹介してきました。
ドラマ撮影など人間の指示通りに動くことはとても大変なことです。
一般的にボーダーコリーは頭脳が高い犬種とは言われていますが、それでも飼い主さんやドッグトレーナーさんが教えなければ指示通りにはできません。
また自宅では言うことを聞いても、全く初めての環境下で指示通りに動くことはさらに難しいです。
つまり、葉菜(リィーナ)さんはエリート中のエリート犬です。
どんなお芝居をしてくれるのか毎週楽しみですね。