一年に2回ほど行われているスジナシシアター!
役者さんや芸人さんの即興劇(エチュード)が観られる貴重な機会です。
いったい、どんな内容で進行していくのか?おおまかな流れを把握しておきたい!
また地方から飛行機や新幹線、電車、バスなどを利用して来る人にとって
終演時間も気になると思います。
そこで、この記事では過去のスジナシシアターの流れ、以前の予定表を元に、開場、開演、終演時間の目安を紹介します。
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時間は休憩なしの約2時間 スジナシシアターの流れ
初めてスジナシシアターに参加する方のために、どんな流れで進行していくのか紹介します。
鶴瓶師匠と中井美穂さん登場
まず、開演すると幕前で鶴瓶師匠と中井美穂さんが登場します。
簡単なトークをしたあと、すぐにゲストが呼ばれます。
ゲスト登場
ゲストを交えて簡単なトークが行われます。
その中で今回はどんな衣装や小道具が用意されているかを3人で舞台裏へ見に行き、それを観客がカメラで眺める時間もあります。
「テーマ」「お題」は各回ごとに決まっているため、観客もゲストもどういうシチュエーションで劇をやるかは事前に把握しています。
ライブ配信のお客さんとトーク
スジナシは会場に来たお客さんの他にライブ配信チケットを購入してみているお客さんもいます。
地方の方とか会場チケットを購入できなかった方など会場に来れなかった方たちですね。
ライブ配信から見ているお客さんと電話を繋ぎ、ゲストや鶴瓶師匠がトークをします。
選ばれる基準はわかりませんが、ゲストのファンの方が多いです。
観客の中から効果音係を決める
スジナシシアターの見どころの1つに観客の中から選ばれた1人が、即興劇に合わせて効果音役として参加することです。
これは挙手制で、やりたい人が手を上げ、鶴瓶師匠がランダムに1人選ぶ感じです。
だいたい真っ先に手を挙げる人とか目立つ人、後は前列~中列くらいに座っている人が選ばれてる印象ですね。
2階席に座っている人が選ばれたのは記憶にないです。
効果音係に選ばれたお客さんは機材がある専用席に移動します。
鶴瓶師匠とゲストが即興劇の準備に入る
鶴瓶師匠とゲストがそれぞれ準備に入ります。
観客はその様子の一部を映像で見られます。と同時に、中井美穂さんが効果音に選ばれたお客さんの元に行って少しトークをします。
なぜ立候補したのか?とかゲストのファンなんですか?とかですね。
即興劇(エチュード)スタート
全ての準備が整ったところで、幕が上がり、即興劇がはじまります。
観客は「テーマ」「お題」は知っていますが、どんなセットなのかはここで初めて分かります。
福士蒼汰さんの回は結婚式場でした。
スジナシは舞台ではありますが、観客は笑ったりなど声を出してはいけません。
おそらくこの収録を地上波で放送するため、お客さんの笑い声などが入ると不都合なんだと思います。
だいたい25分弱鶴瓶師匠とゲストが即興劇を繰り広げます。
カットがかかる
経過時間と物語のキリのよさそうなところで、中井美穂さんが「はい」と言ってカットをかけます。
そこで2人がお芝居を止めて終了です。
みんなで見返す
スジナシの見どころの1つは、今さっき収録した即興劇を観客と共に見返していくところです。
だいたい鶴瓶師匠が中心に、気にかかるところでストップをかけます。
このときどう思ってたのか?とかどうしてこの展開にしたのか?
などゲストに質問していく感じです。
だいたい30分くらいですかね。
タイトルを決める
お客さんが決めたタイトルの中から選びます。
スジナシシアターはライブ配信もしているので、会場外のお客さんも含めツイッターにハッシュタグをつけて
タイトルを提案します。
鶴瓶師匠とゲストがいくつか最適なタイトルをピックアップし、決定します。
ゲスト退場
ゲストに出演した感想を聞いて、少々トークしたあとゲストが退場します。
時間をおかず鶴瓶師匠と中井美穂さんも退場し終演です。
アフタートーク
会場にいるお客さんが退場したあとに、ライブ配信のお客さん向けに
ゲスト、鶴瓶師匠、中井美穂さんの3人でアフタートークを行います。
会場に来たお客さんは見れませんが、アーカイブ配信チケットが別に販売されてるので
アフタートークも観たい方はそちらも購入すると良いです。
ただし、アーカイブ配信は上演当日のみしか見ることが出来ません。
時間は休憩なしの約2時間
以下をご覧ください。
これは2021年11月に新国立劇場で行われたスジナシシアターの予定表です。
この回のゲストは福士蒼汰さんでした。
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2023年スジナシシアターの予定時間
開演時間は既に決定しているため、前回を参考にすると終演時間は以下になります。
日時 | ゲスト | 開場 | 開演 | 終演 |
2月8日 | 宮野真守 | 18:15 | 19:00 | 21:00頃 |
2月9日 | 片寄涼太 | 17:15 | 18:00 | 20:00頃 |
2月10日 | 磯村勇斗 | 15:15 | 16:00 | 18:00頃 |
スジナシ即興劇!エチュードが観られる絶好の機会
舞台など生の演劇を観られる機会は多いですが、即興劇(エチュード)を観られる機会は意外と少ないです。
一般的にエチュードはお芝居の“練習”として行われるものなので、そもそもお金を取ってお客さんに見せるものではないからです。
※エチュードとは練習、下絵などを意味する仏語。
スジナシ即興劇(エチュード)の面白いところは、テーマに沿って2人がアドリブを繰り返して進めていくこと。
なので、演じている方も観ている方も結末が分かりません。
即興劇(エチュード)はとても貴重なお芝居のスタイルなので、まだ見たことがない方は是非楽しみにしてください!