- 人に伝えるのが下手くそで会社のプレゼンが苦手
- 伝えたいことが相手にうまく伝わらない
- 自分でも何の話をしているのか途中からわからなくなる
など、人に何かを伝えるのがとっても苦手な人は多いのではないでしょうか。
おそらくこの記事を読んでいるあなたはかつての私と同じく、自分の伝え方について自信がない方だと思います。
しかし、これから紹介する誰でも簡単に出来る話の組み立て方を意識すれば、あなたは伝え方がとっても上手くなります。
この記事では実際に伝え方が下手くそだった私がたった1日で伝え方が上手くなった方法をこっそり教えます。
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伝え方が上手い人の話の組み立て方
- 話し始めは全体像を説明する(概要説明)
- 伝えたいことだけを具体的に話す
話し始めは全体像を説明する(概要説明)
まず何の話なのか全体像を説明します。
例えば高視聴率だったTBSドラマ『半沢直樹』を全く見たことがない人に対して、どのようなドラマの内容なのか聞かれたとき、あなたはまず最初になんて答えるでしょうか?
多くの人は「堺雅人が銀行の上司に対して復讐するんだけど、色々な人が出てきて、例えばあの誰だっけ、ほら歌舞伎の、、あ、香川照之がね、」のように、登場人物を交えながら伝えると思います。
しかし、『半沢直樹』を全く見たことがない人にとってもうこの時点で頭の中は混乱します。
なぜか?
それは情報量が多すぎるからです。
例えば、堺雅人さんが出ていること、銀行の上司が出てくること、誰だかわからないけど色々な人が出演していること、香川照之さんも出てるらしいけど、、、堺雅人さんとどういう関係なのか?
『半沢直樹』が何の話なのか全体像が見えないため頭の中でイメージすることが出来ないんです。
『半沢直樹』を見たことがある人にとってはドラマの映像が頭の中にあり、堺雅人さん演じる半沢直樹が銀行員であり銀行に裏切られたことで命を絶った父の復讐のため、当時裏切った張本人である大和田常務(香川照之)に土下座させる話と知っています。
しかし、見たことがない人にはこのような共有できる映像が頭の中にないため、混乱してしまうんですね。
これを伝える人が上手い人はどのように伝えるのか?というと
ドラマ『半沢直樹』は復讐劇です。
のようにまず初めに何の話のなのか全体像を伝えます。複数の登場人物が出てくる全10話のドラマですが端的に言うと復讐のストーリーです。
そうすると『半沢直樹』を見たことがない人でも、どういうストーリーのドラマなのか掴めますよね。
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伝えたいことだけを具体的に話す
話の全体像を伝えたら今度は伝えたいこと、伝えたい部分だけ具体的に話します。
ポイントは伝えたいこと“だけ”に限って具体的に話すこと。
重要ではないことも具体的に話し出すと、情報量が増えてしまい聞き手はまた混乱するからです。
これを引き続き『半沢直樹』の例で、伝え方が上手い人はどのように伝えるのか?というと
銀行員の堺雅人演じる『半沢直樹』が香川照之演じる上司、大和田常務に土下座させる話です。
このように伝えることで『半沢直樹』を見たことがない人は
- ドラマ『半沢直樹』は復讐劇であること
- 堺雅人さんと香川照之さんが主要な登場人物であること
- 結末は土下座させられること
のように誰が出ててどんな話なのか、全体像と結末を知ることが出来ました。
まとめ
- 話し始めは全体像を説明する(概要説明)
- 伝えたいことだけを具体的に話す
この「全体」→「具体的」という話の組み立て方を使えば、どんなに小難しい話でも人にわかりやすく伝えることが出来ます。
私の祖母はとっても伝えるのが下手な人で、具体的な情報からスタートするので話が脱線し過ぎて、最後は自分が何の話をしているのか忘れてしまい途中で諦めていたことが何度もありました。(笑)
お話が長かったり難しい本など時間的な長くなることや自分が分からないことが多いほど、人に伝えるのは難しくなります。
つまり、情報量が増えると人の脳は混乱するんですね。
今回お話した話の組み立て方は情報を整理できる簡単な方法なのでぜひ、人に伝えるときに意識してみて下さい。