写真のおしゃれな撮り方|背景をぼかすやり方を花で実践

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インスタ映えする写真を簡単に取る方法の1つが背景をぼかすことです。

背景をぼかすことによって撮りたいもの(被写体)をクローズアップすることができるからです。

この記事ではデジカメ(コンパクトデジタルカメラ、ミラーレス一眼カメラ、デジタル一眼レフカメラ)を使って背景をぼかす方法を紹介します。

スマホのカメラの場合はマニュアル設定できるものとできないものがありますので、出来るようであれば試してみて下さい。

Mと書かれているモードがあればマニュアルモードです。

背景をぼかすしくみは共通しているので、ぜひこのまま読み進めて下さい。

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目次
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背景をぼかすとオシャレに見える

まず、なぜ背景をぼかすとオシャレに見えるのか?というと、撮りたいもの(被写体)をクローズアップできるからという理由のほかに、ファッション雑誌を始めとしたプロのカメラマンが撮っている写真に多用されているからです。

例えば、こちらコスメのポスターなどを見ていただくとわかるのですが、ちゃんと背景がボケていますよね。

https://twitter.com/SHISEIDO_corp/status/1258365971883937793

以下のように人物だけでなく1つの商品(物体)を撮影するときも背景をぼかすことで視線を集中させることができます。

https://twitter.com/kosecosmeport/status/1263046810479648770

ではプロのカメラマンが撮影する背景をぼかす写真はどうすれば初心者でも撮れるのか?先に概要をお伝えします。

背景をぼかすにはどうすればいいのか?

  1. カメラのモードをA(Av)モードに設定する
  2. F値の数字を小さくするほどボケる
  3. カメラと撮りたい物の距離は近く、撮りたい物と背景の距離は離す
  4. 明るくする

スマホの場合はまず、Mと書かれているマニュアルモードを選択します。

カメラのモードをA(Av)モードに設定する

まず、デジタルカメラにはモードを選べるダイヤルがあると思います。

AUTOとかM・P・A・Sという数字がありますよね。

そしたらA(Av)モードを選びます。

Aとは絞り優先(しぼりゆうせん)モードといってボケ具合を調整することができます。

F値の数字を小さくするほどボケる

次にカメラによって違うのですがダイヤルを回すなどしてF値を設定します。

レンズの中にある光を取り込む量を調整する穴を「絞り(しぼり)」と言います。

絞りを数字に表したものがF値と言います。

F値の数字を小さくすればするほどボケ、大きくすればするほどはっきりします。

F値はカメラによって選択できる範囲が異なりますがだいたい、3.5~22くらいの間で調整できます。

良いカメラだとF1.8~のようにもっとボケさせられます。

カメラと撮りたい物の距離は近く、撮りたい物と背景の距離は離す

背景がぼけた写真を取るためには、カメラのレンズと撮りたい物(被写体)との距離を近づけます。

そして、撮りたい物(被写体)と背景との距離を離してください。

距離が離れていないと上手くぼけません。

ただし、後で実例を示しますが必ずしもカメラ自体を近づけなくても構いません!

撮りたい写真によって変わります。

背景のぼけ具合は実際にカメラの液晶画面を見ながら調整してみてください。

明るくする

背景をボケさせたら今度は明るさ調整で明るくしましょう。

明るさ調整のことを専門用語で露出補正(ろしゅつほせい)と言いますが、やることは簡単です。

カメラによって調整方法は異なりますが、+/-ボタンやダイヤルの上下などを触ると変更できます。

明るさは液晶画面を見ながら調整しますが背景をぼかす場合は+1、+2、+3など+しか使いません。

ウエディング関係の写真はだいたい、こんな風に「ぼかし+明るく」しています。

色変えるとオシャレ度アップ

今まではただ単に背景をぼかす方法を紹介しましたが、色も変えることができます。

色の調整は専門用語でホワイトバランスと呼ばれます。

カメラの「AWB」や「WB」という表示がそれにあたります。

カメラによって調整方法は異なりますが、太陽光を標準として赤っぽくしたい(暖色系)か青っぽくしたい(寒色系)を選びます。

色の調整に関してはその時の標準時の明るさによってどのくらい暖色系にしたいか、寒色系にしたいか調整してください。

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花で実践!背景をぼかす具体的な手順

では、今説明したことを写真を使って具体的に説明します。

まず、①カメラのモードをA(Av)モードに設定にします。

次に②F値の数字を小さくします。

③カメラは撮りたい物に近づけ、撮りたい物と背景の距離は離します。

そうするとこんな感じで撮りたい物(被写体)が引き立ちます。

しかし、背景はぼかしたいけど撮りたい物(被写体)だけをアップにするのではなく、全体的にぼんやりとした雰囲気の写真を撮りたい場合もあると思います。

そういうときは「カメラは撮りたい物に近づけ、撮りたい物と背景の距離は離す」という原則にとらわれず、カメラと撮りたい物(被写体)の距離を調整しながら、決めて下さい。

ズーム機能を使っても良いですし色々試して下さいね。

そうするとこんな感じの写真が撮れます。

次に④明さを調整します。

後ろのカーテンの明るさに注目して下さい。

ちょっと明るすぎますが、このようにして調整していきます。

最後に⑤色の調整をして完了です。

花の場合は背景を白っぽいものにすると引き立ちます。

花+白いレースカーテンはインスタ映えするテッパン法則です。

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ぼけ・明るさ・色を抑えればプロっぽい写真が撮れる

【ビフォー】AUTOモードで撮った肉眼でみたままのつまらない写真

【アフター】「ぼけ・明るさ・色」を調整した写真

実は「ぼけ・明るさ・色」を組み合わせれば誰でもプロっぽい写真を撮ることが出来ます。

今回は特に「ぼけ」に焦点を当てました。

雑誌やインスタなどプロのカメラマンぽい写真は、ほぼ背景をぼかした写真です。

「ぼけ」だけでもさらに上級な撮り方があります。

例えば、下写真のように光が反射してキラキラしている様子を背景に使う「玉ぼけ」など色々です。

ちょっとやり過ぎですが、、、(笑)

写真は突き詰めると奥が深いため難しいのですが、取り敢えずこの記事で紹介した方法を実践すれば初心者でも簡単に出来るので

ぜひ実践してみて下さい。

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