星座と星の違いはなに?
というまるでNHKの番組「チコちゃんに叱られる」で聞かれそうな疑問ですが、違いははっきりしています。
この記事では小学生でもわかるように星座と星の違いについてわかりやすく説明しています。
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星(ほし)と星座(せいざ)の違い
- 星・・・夜空にある光っている1つの点、単体
- 星座・・・星と星をつないで形にしたもの
星(ほし)
星とは夜空にある光っている点1つを指します。
実際には光っているけど見えない星もあります。
「夜空にある」というのをもう少し具体的に説明すると、星は地球の外にある恒星(こうせい)と呼ばれるもので、明るさによって見えたり見えなかったりします。
星の明るさは1等星から6等星まで等級というもので順番が決まっています。
数字が小さいほど明るいため、1等星が一番明るく6等星が一番暗くなります。
なぜ1等星や2等星が明るく見えるのか?というと、地球からの距離が近いからです。
ただ、地球から見える明るさとその星の実際に明るさは違います。
星座(せいざ)
星座と聞いた時思い浮かぶのは「しし座」や「オリオン座」など〇〇座と名前がついていると思います。
そして星と決定的に違うのは星1つを指すのではなく、いくつか複数の星が集まって形作っているものを〇〇座と呼びますよね。
例えばしし座は以下の主な星々らによって形作られています。
- ししの大がま
- アルギエバ
- レグルス
- しし座の三つ子銀河
- デネボラ
上記は明るい恒星のため見えるのですが、実際にしし座を構成する星は複数>しし座の恒星の一覧あります。
星座と神話との関係性
なぜ星や星座のような天文学、科学分野の中に神話が関係しているのか?というと、星座の物語の多くが古代で信じられていた「ギリシャ神話」が元になっているからです。
ギリシャ神話には多くの神々が星にたとえられて登場しています。
またギリシャ神話だけでなく日本神話や中国神話にも同様に星座の物語があります。
では、なぜ神々と星が結び付けられているのか?というと
それは太古の昔は現在のように天文学や科学の研究が無かったため、日食や流星群等々の現象がなぜ起こっているのかわからなかったからです。
そのため自然現象を神の仕業として説明するほかなかったと言えます。
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まとめ
星座と星の違いや神話との関係性についてお分かりになったでしょうか?
普段、あまり気にしないことでもいざ、細かいことを聞かれると違いがわからなかったりすると思います。
しかし、今回のような素朴な疑問にも星は1個、星座は星と星をつないで形にしたものと答えが決まっています。
神話との関係性も分かれば納得できるのではないでしょうか?
星や星座についてもっと詳しく知りたい方はまんがで読む 星座と神話を参考にしてみてください。