自由民主党岸田派に所属する青年局長、小林史明氏がメディアに多く取り上げられています。
総裁の両院議員総会での選出に異を唱え、原則的な選出方法である党員・党友の参加を求めた総裁選をするべきとの声をあげています。
スーツが似合うイケメンで女性の支持が多いであろう小林史明氏について、どのような経歴で現在の地位にあるのか?調べてみました。
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イケメンな小林史明(こばやしふみあき)衆議院議員
1983年4月8日生まれの現在37歳。
以下は小林史明議員の公式インスタグラムに投稿されている、ご実家の愛犬チワワちゃんとのショットです。
災害時におけるペットの避難についても考えられているのは、愛犬家の私にとっても好感度が高いです。
祖父は参議院議員
祖父の小林政夫氏は漁網などの網製品を製造販売する日東製網株式会社(にっとうせいもう)の元会長、参議院議員です。
広島県福山町に生まれ現在の一橋大学である東京商科大学を卒業後、明治時代から続く実家の日東製網株式会社に入社します。
1950年第2回参議院議員通常選挙に出馬し、初当選。院内会派である緑風会に所属しています。
院内会派とは政党要件を満たしていない団体の1つで、保守系の無所属議員72人を中心として生まれたのが緑風会です。
当時の参議院には貴族院のスライド組もおり、日本国憲法下により全国民を代表とする選挙された議員といえど、事実上各地域の有力者でなければ立候補できませんでした。
小林政夫氏も実業家であったため出馬に至ったと考えられます。
実家は売上高189億(連結)の漁網メーカー
祖父の小林政夫氏、父の小林嗣宜氏、現在の社長である小林宏明氏はご兄弟と思われますが、小林家は漁網などの網製品を製造販売する日東製網株式会社(にっとうせいもう)を経営しています。
創業地は広島県福山市にあり、定置網や養殖網などの漁業関連事業のほか、防虫ネット、土木建築用ネットなど陸上関連事業においても網を製造・販売しています。
売上高も単体で140億、連結で190億近くあり、安定した企業であることは間違いありません。
つまり、小林史明衆議院議員はエリート一家の出身ということです。
菅義偉官房長官の経歴とは正反対です。
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小林史明衆議院議員の経歴
さて、小林史明議員の経歴ですが、上智大学理工学部化学科卒業後、NTTドコモに入社し法人営業と人事に従事しています。
その後2012年第46回衆議院議員総選挙にて自由民主党から出馬し(広島7区)初当選をしています。
ちなみに隣の広島6区はかつては亀井静香元衆議院議員の牙城であり、堀江貴文氏が唯一勝てなかった地区です。
また広島3区は現在妻の川井案里氏の第25回参議院議員選挙における買収事件にて逮捕されている河井克行氏の地盤です。
話を元に戻しますが、小林史明氏が当選した2012年の衆議院議員選挙は、自由民主党が民主党から政権奪還したときであり、自由民主党候補にとっては追い風の選挙であったことは間違いありません。
安倍一強のもと第47回衆議院議員選挙でも再選しています。
2016年 行政改革推進本部長補佐に就任
2017年 総務大臣政務官兼内閣府大臣政務官に就任
2019年 若手議員をまとめる自由民主党青年局長に就任
自由民主党青年局長は小泉進次郎現環境相、萩生田現文科相、岸田文雄現政調会長、そして安倍晋三前首相も過去に勤めている、出世コースの要職の1つです。
政治活動においては実家が漁網メーカーであることを生かし、若手水産研究会を立ち上げる等漁業産業の成長、漁業再生政策に力を入れています。
まとめ
自民党総裁選の選任方法について、党員・党友投票の実施を求めた国会議員140人超の署名を二階俊博幹事長へ提出した小林史明青年局長。
経歴を辿るとサラブレッドであることがわかったと思います。
家柄も良くまたイケメンで独身とあらば小泉進次郎さん以上に女性からの支持を集めそうですね。